ストレスによる肌荒れ。皮膚科ではどんな薬が処方されるか?

ストレスはお肌の大敵です。私はもともと肌が弱く肌荒れしやすい体質です。ストレスがかかるとニキビなどの肌荒れになりやすく悩んでいた時期があります。肌荒れの症状別に皮膚科で処方されるお薬や、その他の対策方法についてまとめました。ストレスに対してのお薬やカウンセリングの治療に関しても取り上げてみました。

ストレスと肌の状態は密接に関連している

ストレスといっても様々です。精神的なストレスに関して言えば人間関係や金銭関係、健康関係のこともありますが昇進・出世といった一見するとハッピーと思えることもストレスになります。また引っ越し・転勤・転職などの環境の変化も大きなストレスです。結婚・出産・育児・子供の自立などのライフイベントもストレス。要は、ストレスはどこにでもあって誰にでも起こります。しかも意外なことも案外ストレスだったりするわけです。もちろんできる限りストレスがかからないようにできればいいのですが、避けられないストレスもあります。

ストレスは肌に対する影響大です。ストレスは免疫に異常をきたし、肌荒れだけではなく様々な病気の引き金となります。

肌荒れの症状別!皮膚科のお薬

肌荒れ ニキビ

ストレスが引き金で大人ニキビができた経験のある方は多いのではないでしょうか。ニキビで皮膚科を受診すると処方される薬は以下のようなものが多いです。

皮膚科 内服のお薬

  • ビタミン剤
  • 抗生物質

皮膚科 塗り薬

  • 抗生物質
  • ベピオゲル
  • ディフェリンゲル

ニキビにはお薬の治療だけではなく、内側からの栄養改善をすることが私のおすすめです。私もとてもニキビができやすい体質でストレスがかかるとテキメンなのですが、栄養改善したことによってだいぶニキビができにくくなりました。糖質を摂りすぎないこと、たんぱく質をしっかりと摂取すること、ビタミンA、B、C、Eや鉄・亜鉛などのミネラルが大切です。

肌荒れ 乾燥肌 搔痒感

この時期は肌が乾燥する人続出だと思います。乾燥肌でかゆみが強くてしょうがないといった症状の人には以下のような皮膚科のお薬が処方されます。

皮膚科の飲み薬

抗ヒスタミン薬(かゆみに対して)

皮膚科の塗り薬

ヒルドイドローションなどの保湿剤

乾燥肌でストレスがかかるとかゆみなどが起きやすい人は、肌のバリア機能が低下している可能性があります。しっかりとたんぱく質を摂取してストレスに強い肌を作るようにした方がいいでしょう。たんぱく質は肌の材料であると同時に天然保湿因子の材料でもあります。しっかりたんぱく質を摂ることで肌がしっとりとしてきますよ。

また、かゆみにはヒスタミンが関与していることが多いので、ビタミンCなどヒスタミンに対して効果があるビタミンを積極的に摂取するのもおすすめです!

肌荒れ 接触性皮膚炎(化粧品や金属などのかぶれ)

私も金属がダメです。アクセサリーがつけられません。今までは平気だったと思っていた化粧品や金属も突然何らかのスイッチが入ってかぶれることがあります。原因となるものを除去するのが基本です。

私もずっと使っていた化粧品で突然顔や瞼がはれてしまうといぅったことが起こりました。浸出液まで出てきて悲惨なことに…。化粧品を辞めただけでは収まらずステロイドのお薬を塗りようやくはああれが治りました。できるだけステロイドのお薬は使いたくなかったのですがやむを得ない状況でしたね。

特に女性は顔にこのような肌荒れが生じると辛いですよね。仕事柄、たくさんの人と会うので相手にも心配かけちゃって大変。

皮膚科で処方される薬

  • ステロイド
  • 抗ヒスタミン薬

肌荒れ 蕁麻疹

蕁麻疹には様々な原因があります。食べ物などでも凝るのは有名な話ですが、温度の平安名などでも起こることがあります。私も一時寒冷蕁麻疹に悩まされていました。

そして何より辛かったのは産後の慢性蕁麻疹。すごいストレスがかかったためか、全身に蕁麻疹が出続け、かゆくて辛い日々が続きました。皮膚科でお薬を処方してもらいました。

原因は特定できず。原因がはっきりすれば除去できるのですが、なかなか特定は難しいものです。

皮膚科のお薬

抗ヒスタミン薬

アレルギーの可能性?

ストレスや産後の体質変化などで、今までは特に問題がなかったものに対してアレルギーのスイッチが入り、その結果蕁麻疹やアトピー、ニキビなどの肌荒れとして症状が出てくることがあります。

グルテン不耐症が隠れていると小麦を辞めただけで肌荒れが治る可能性もあります。金属アレルギーが背景にあり、歯の詰め物から金属を除去したら肌荒れが良くなることもあり得ます。もしくは乳製品を辞めたら良くなるということもあり得ます。ただ、実際のところアレルギーを特定するのは難しかったりします。

ストレスと腸と肌荒れ

腸と肌は密接に関係しています。そもそも腸と皮膚は臓器としてつながっています。腸内環境が悪いと肌荒れしやすくなり、反対に腸の調子を整えることで肌荒れが良くなることもあります。そして腸はストレスの影響を受けやすい臓器です。腸内細菌叢などの腸内環境を整えることを日ごろから意識することがおすすめです。便秘にならないように注意することも大切です。

ストレスの治療はあるのか?ストレスを解消して肌荒れをよくするには?

ストレスといっても様々ですよね。同じ出来事がおこってもストレスに感じる人もいればそうでない人もいます。また意識の上ではストレスと認識していなくても、無意識下でストレスと感じ取り体が症状を出して訴えているということもあります。

医療においてストレスに対する治療が得意なのは精神科や心療内科です。メンタルクリニックと呼ばれるところは精神科や心療内科を標榜しています。保険診療内だと、ストレスにより起きている精神症状に対してお薬が処方されるのが一般的です。例えば不安感や焦燥感が強いのであれば抗不安薬を、不眠になれば睡眠薬を、といったように対症療法としてのお薬が処方されます。お薬は根本的なストレスの原因を取り払ってくれるわけではありませんが、症状を和らげてくれることでストレス負荷を減らすことができます。お薬の使用のポイントは長期間使用せず、短期間にとどめることです。抗不安薬や睡眠薬の多くは耐性を示した長期依存が生じるリスクがあります。医師の指導の下、適切に使用するようにしましょう。

お薬以外のストレスに対する治療には「カウンセリング」があります。カウンセリングは自費になるので、金銭的には負担になるでしょう。ただ、お薬よりはストレスの根本的な原因にアプローチするし、対処方法なども学ぶことができるなどのメットもあります。カウンセラーの腕や相性にも左右されるので、見極めが必要です。カウンセリングにもいろいろなタイプのものがあります。認知行動療法はエビデンスがあるので、そういった意味ではおすすめできます。ただしカウンセリングや精神療法の種類にも相性があるように思います。

何よりストレスに対抗するためにはストレスに強い体づくりもおすすめです。その方法については過去記事でも書いてあるのでご参照くださいね!

ストレスでニキビ・肌荒れしやすい人におすすめの対処方法。

ビタミンCとたんぱく質の重要性はここでも強調しておこうと思います。ストレスがかかるとビタミンCもたんぱく質も多く消耗されてしまうので日ごろから意識的に摂った方がいいでしょう。

まとめ

ストレスによる肌荒れに対して皮膚科で処方されるお薬や、そのほかの対処方法などについてまとめました。

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ABOUTこの記事をかいた人

アラサー女医。 勤務医をしながら子育てをしている。 夫・子供と3人暮らし。 妊娠糖尿病を機に断糖肉食を自ら実践中。 診療にも栄養療法を取り入れている。 チャレンジ精神旺盛で常に何かに挑戦している。 趣味は読書・投資・旅行。子供の教育を兼ねて数年後の海外移住を計画中♪