いつまでも続く産後の肌荒れ…。治らないの?と疑問のあなたへ。

産後はバタバタと忙しく、赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱい、お母さん自身のケアなんて全くできない状態ですよね。肌荒れしていても見て見ぬふりをして…。気が付いたら1年過ぎてもまだ治らないなんてことはありませんか。お肌は身体の健康状態のバロメーターです。しっかりケアしてあげれば産後の肌荒れも治らないなんてことはないんです!

治らない!産後の肌荒れがいつまでも続く原因とは

産後の肌荒れをいつまでも放置するのは危険です。肌は身体の栄養状態や健康状態のバロメーターです。産後の肌荒れはお母さんの体の栄養が足りてないよーというサイン。授乳中の場合は母乳の栄養が足りてない可能性も。

栄養不足が治らないと、肌荒れだけではなく体の不調は進み、どんどん老化してしまいます。ただしく栄養について理解し、十分に栄養を満たして肌荒れを解消していつまでも美しくありたいものです!

産後の肌荒れ 症状別の栄養処方箋♪

産後の肌荒れ 乾燥

乾燥肌がいつまでも続き、なかなか治らないという人はたんぱく質が不足している可能性があります。たんぱく質の不足は特に野菜中心の生活やマクロビオティック、カロリーを抑えるダイエットなどに取り組んでいる人に多く見られます。胎児や赤ちゃんも成長のためにたんぱく質を多く要求しますので母体はたんぱく質不足に陥りがちです。

たんぱく質は肌の材料であると同時に、肌の潤いを保つ天然保湿因子の材料でもあります。十分なたんぱく質を摂ると驚くほど肌にハリと艶がでてもっちりした肌になります。

産後の肌荒れ ニキビ

産後にニキビができて治らないという悩みを抱えているお母さんも多いでしょう。ニキビを治すためにはスキンケアも重要ですが、もっと大切なのはニキビの根本的な原因を解消することです。

ニキビにもやはり鉄が大切です。鉄不足があると口周りやあごのニキビができて治らなくなってしまいます。上述した通り産後の女性は鉄が深刻に不足しがちです。ニキビが人は鉄の摂取を心掛けてみるといいでしょう。

その他、糖質の過剰もニキビをできやすくします。私自身長い間ニキビに悩まされてきましたが糖質制限を始めてからニキビが緩和されました。日本では昔からの慣習なのか「授乳中はお米をたくさん食べる」ことをすすめています。私はこれには疑問です。私自身、授乳中も徹底した糖質制限を行っていましたが、母乳の出は良く乳腺炎などにもならなかったです。

産後の肌荒れ 肌のざらざら

出産したら肌がざらざらして化粧のノリも良くない…。いつまでこんな肌荒れが続くのだろう、と思っていませんか?肌がざらざらするからといってピーリングをしたり洗いすぎたりするのは逆効果なことがあります。肌のざらざらが治らないのは角質がうまく剥がれ落ちないからです。表皮細胞の分裂や分化がうまくいっていない証拠。細胞の分裂に関与する亜鉛や分化に関与するビタミンAを欠かさないようにしましょう。もちろん細胞の原料であるたんぱく質の不足があっては肌のざらざらは治らないでしょう。

産後の肌荒れ シミ

出産してもいつまでも若々しく美しい女性でありたいですよね。子供を産むと一気にシミ・しわが増えます。この理由の一つは鉄が急速に失われるから。そもそも日本人女性の鉄不足は深刻です。この問題はなかなか取り上げられないのですが、9割以上の女性は鉄不足というデータがあります。そこに妊娠・出産というイベントが加わると鉄不足はさらに加速し、鉄が枯渇してしまうのです。女性は月経があるため常に鉄不足との戦いです。よほど鉄の摂取を意識しない限り、鉄不足に陥っていると考えてもいいくらいです。鉄はコラーゲンを作るのに不可欠です。鉄不足の解消をせずに肌荒れはいつまでも良くなりません。肌荒れだけではなく、鉄不足に産後のイライラや突然涙が出るなどの精神的な不安定さも起きてしまいます。

産後の肌荒れ しわ

産後に急速に増えるしわ…。しわがあると一気に顔が老け込んでしまいます。これを放置するとどんどんしわが深くなりもとに戻らなくなってしまいます。しわができる仕組みをご存知でしょうか。紫外線を浴びて活性酸素が発生し真皮のコラーゲンが減少してしまいます。真皮の90パーセントはコラーゲンでできています。これが減少してしまうと、細胞と細胞の間に隙間ができてしわになってしまいます。これを解消するためにコラーゲンを飲む人がいますが、コラーゲンを飲んでもそのままお肌のコラーゲンとして使われるわけではありません。飲んだコラーゲンはいったん体内で消化されたんぱく質として吸収されます。その後、吸収されたたんぱく質はコラーゲンの材料に振り分けられますが、あくまでコラーゲンを飲む・食べるという行為は「たんぱく質」を摂っているにすぎないのです。

コラーゲンの材料でもっとも重要なのがたんぱく質。肉・魚・卵などを積極的に摂取しましょう。ビタミンCと鉄も欠かせません。ビタミンCは肌にとっては万能ともいえるビタミンです。コラーゲンの産生に不可欠でもあります。見落としがちなのが鉄。鉄と肌が密接に関与しているということをご存知の方は少ないのではないでしょうか。産後の女性は鉄不足が深刻です。鉄の摂取を意識しましょう。

産後の肌荒れ 湿疹

私も産後に原因不明の湿疹が出て困っていました。皮膚科にもいきましたが原因は不明。慢性湿疹の原因を特定するのはなかなか困難です。抗ヒスタミン薬を飲むと落ち着くのですが、飲むのを編めてしまうと再発。いつまでも治らない慢性湿疹に悩まされていました。湿疹が良くなったのはやはり鉄を補給してから。私も産後の鉄不足があったのです。鉄が不足すると本当にあらゆる肌荒れが起こるんです。しかしこれがなかなか知られていないのが現状。医学部でもこのようなことは教わらないんです、残念ながら。だから普通の医者は鉄に対しる関心などありません。栄養療法に取り組んでいる医師たちぐらいでしょう、鉄のことを理解しているのは…。完治したのはビタミンB群のサプリメントを追加してからです。湿疹にはヒスタミンが関与しているので、ヒスタミンを打ち消す作用のあるビタミンCや肥満細胞からヒスタミンを放出させ枯渇させるナイアシンの摂取もおすすめです。

産後の肌荒れ くすみ 目の下のくま

くすみや目の下のクマが産後に悪化して治らない方もいらっしゃることでしょう。これらもやはり鉄不足が大きな原因です。何度も書いてしまいますが、産後の女性はとにかく鉄不足が深刻なのです。よほどの対策をしない限り鉄不足になります。鉄が不足すると様々な肌荒れ起きます。くすみ・目の下のクマは鉄不足による血流の悪さを反映しています。血流が悪くなれば肌は黒っぽくくすんで見えてしまいます。特に目の下の皮膚はとても薄くできています。よって鉄不足による血流の悪さがあると目の下のクマとなって表れてきます。クマがあるだけで顔色はとても悪く見ええてしまいますよね。疲れて老け込んだ印象になっちゃいます。鉄を補給するのにおすすめの食材は何と言っても赤みのお肉。毎日お肉を食べましょう。お肉は良質な脂質とたんぱく源でもあります。産後のいつまでも治らない肌荒れにはお肉の補給は不可欠です。

まとめ

産後は多くの人が肌荒れに悩まされます。栄養不足を解消してあげない限りいつまでも肌荒れは治らない可能性が高いです。まずは栄養・食事をいなおすことをお勧めします。

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ABOUTこの記事をかいた人

アラサー女医。 勤務医をしながら子育てをしている。 夫・子供と3人暮らし。 妊娠糖尿病を機に断糖肉食を自ら実践中。 診療にも栄養療法を取り入れている。 チャレンジ精神旺盛で常に何かに挑戦している。 趣味は読書・投資・旅行。子供の教育を兼ねて数年後の海外移住を計画中♪