乳液・クリームがニキビにおすすめできない3つの理由とは?

ニキビ肌には乳液やクリームを使うことはあまりおすすめできません。私も以前は乳液を使っていましたが、今はやめました。よく、油分はニキビに良くない!といいますよね。しかし私が乳液・クリームをニキビにおすすめしないのは油分が理由ではありません。ニキビと乳液・クリームについて考察しました。

そもそも乳液・クリームを使う目的

乳液・クリームを使う理由は主に保湿が目的です。一般的には化粧水で水分を肌に補給した後に、水分を閉じ込めるために乳液・クリームで蓋をするといわれています。そのほか、油分で膜を作って皮膚を保護する役割もあるといわれます。

そのほか美容成分が含まれている乳液やクリームもあり肌への栄養補給の意味もあります。

乳液とクリームの違い

乳液とクリームの役割はほぼ一緒ですね。上述したように保湿がメインの目的です。実際に乳液とクリームはとても似ているスキンケアアイテムです。

一番の違いは油分と水分の成分比率です。油分が多めなのがクリーム、水分が多めなのが乳液と考えればわかりやすいかもしれません。

クリームのほうが保湿力が高く、使用感はしっとりです。一方乳液はさらりとしていて伸びがよく使い心地がよくできています。皮脂の分泌が盛んな10代20代やオイリー肌の人はどちらかというと乳液を使う傾向にあるのではないでしょうか。

乳液・クリームはニキビ肌におすすめできない3つの理由

基本的に乳液・クリームはニキビ肌にはおすすめできません。お金も時間も労力ももったいないので、使わないに越したことはないです。

ただし私が乳液やクリームをお勧めしないのはよく言われる「油分がニキビに良くない」といった理由からではありません。むしろ適度な油分は肌に必要です。

実は私も乳液を愛用していましたが今は一切使っていません。そして肌の調子も人生の中で一番いいです!では乳液・クリームがニキビ肌におすすめできない3つの理由についてです。

その1.界面活性剤が含まれている

乳液もクリームもその比率に差はあったとしても「油分」と「水分」の成分が含まれています。ところが油と水は混ざらないため、乳液・クリームを作るには界面活性剤が必要になってきます。

界面活性剤がすべて悪いというわけではありません。界面活性剤は私たちの周りでよく使われる身近な存在で、食品などにも含まれています。石けんも界面活性剤です!

チョコレートや牛乳などにも含まれています。界面活性剤なしに私たちの生活は成り立たないといっても過言ではないでしょう。

界面活性剤には自然のものと合成のものが存在します。自然の界面活性剤は種類が少なく、安定性が低いため化粧品に使うのは不向きとされています。安価に作ることができ安定性の高い界面活性剤が化粧品で使われていることが多いです。

界面活性剤は肌に残り肌のバリア機能を脆弱にしていってしまいます。

乳液やクリームを使うひとは、まず朝のスキンケアとして乳液・クリームを塗りますよね。1日それで過ごし、家に帰る。そして入浴後のスキンケアとしてもやはり乳液やクリームを使うはずです。

つまり一日中(年中)乳液・クリームがお肌についた状態なわけです。

これではどんどんお肌のバリア機能は低下しちゃいます…。

その2.過剰な保湿は逆効果

世の中は保湿ブームですね。ニキビだろうとアトピーだろうと、どんな肌質でも「保湿が大切よ!」と聞いてきたのではないでしょうか。そこに落とし穴があります。

よく考えてみてください。

保湿なんぞするようになったのはいつの時代からでしょうか?縄文時代の人が乳液とかクリームとか塗っていたでしょうか。

それは考えにくいですよね。

つまり、保湿をするようになったのはごくごく最近のことなのです。一般人が乳液だのクリームだのを使うようになったのって、ほんとここ数十年の話じゃないでしょうか。

人類700万年の歴史の中、たかが数十年の話。それを思っただけで、いかに保湿が不自然な行為かわかります。

特に現代の女性はほとんどが過剰保湿で保湿依存症です。保湿をすればするほど、本来肌から分泌される保湿因子が出なくなっちゃいます。人間はうまくできているもので、乳液やクリームなどを使わなかった時代のほうが長かったわけですが、皮膚が保湿因子を分泌して肌を守ってくれていたわけです。

わざわざ肌に備わっている機能を台無しにしてしまうのが、スキンケアによる保湿です。

アトピー治療で有名な藤澤医師は脱保湿を提唱しています。アトピーには保湿するのが当たり前のように言われてきましたが、脱保湿により脱ステロイドできる患者さんもたくさんいるようです。

いままで過剰な保湿により、保湿依存状態になっているお肌に、突然全部の保湿剤をやめてしまうとリバウンドが起こる可能性があるので、脱保湿する場合は様子を見ながらゆっくりやることをお勧めします。

その3.余分な成分が含まれる

乳液・クリームには様々な成分が含まれています。正直、どうしても保湿がしたいならば油分だけで十分です。実際、私は今、保湿が必要な時は少量のオイルを使っています。余計な成分が含まれないシンプルなオイルであればトラブルが起きにくいからです。

乳液・クリームに様々な成分が含まれている理由は「商品の差別化」が一つの理由だと思います。女性は美に生きていますから、美しくなるためだったら高いスキンケア商品も購入してしまいます。

売れるようにするために、メーカーは様々な成分を入れて美容に有効だとしてほかの商品と差別化を図るわけです。

あとは、使い心地・塗り心地でしょうか。オイルだとベタベタになるから嫌!という人は多いでしょう(実際は少量のオイルはそんなことはないのですが)。

乳液やクリームは塗り心地がいいように作られています。その分、肌にとっては負担になる成分が含まれてしまいます。

肌に塗るものはすべて「異物」です。異物を肌に塗ったらどうなるか…。肌のバリア機能が弱まっていたりアレルギー体質だったりすると、接触性皮膚炎などのアレルギーをきたしてしまいます。肌が過敏になり、ニキビの原因になってしまいます。

皮脂は天然のクリーム

では乳液もクリームもよくない!となったらどうすればいいか。一番いいのは余計なスキンケアをしないことです。逆説的ですがスキンケアのし過ぎにより肌トラブルの原因を作っている可能性があります。

どんな乳液・クリームよりも勝るのは自分の「皮脂」です。

しかし多くの女性はスキンケアのし過ぎで肌が弱っており乾燥したり皮脂過剰になったり、皮脂のコントロールがうまくいっていない状態です。

そして化粧をしてそれを落とす時も皮脂が流れ落ちてしまいます。とはいえ化粧をしていなくても誇りや大気の汚れなどが皮脂に付着しているため、やはり洗顔は必要になってきます。

ポイントは最小限の洗顔にすること、そして合成界面活性剤が含まれているクレンジングを避けることです。シンプルな石けん洗顔がおすすめです。

石けんで落ちる化粧品を選び、石けんで洗顔する。それでもやはり皮脂は落ちてしまうので、感想を感じる場合は皮脂に近いシンプルなオイルを使うことをおすすめします。

乳液・クリームを選ぶなら…

「オイルはやはり塗り心地が嫌!乳液・クリームを使いたい!」という場合はできるだけ成分がシンプルな乳液・クリームを使うのをおすすめします。

値段の安い高いよりも成分を見て決めた方が良いです(値段は高くても成分は安いクリームと一緒!ということはよくあるのが化粧品業界です)。

まとめ

乳液・クリームはニキビケアにはおすすめできません。一番肌に良いのは何もつけないことです。とはいえ、化粧もしなきゃいけない、化粧も落とさなければいけない…全くスキンケアしないことは不可能ですね。おすすめはできるだけスキンケアをシンプルにすることです。ちなみに私は美容液と少量のオイルだけを使っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

アラサー女医。 勤務医をしながら子育てをしている。 夫・子供と3人暮らし。 妊娠糖尿病を機に断糖肉食を自ら実践中。 診療にも栄養療法を取り入れている。 チャレンジ精神旺盛で常に何かに挑戦している。 趣味は読書・投資・旅行。子供の教育を兼ねて数年後の海外移住を計画中♪