ナイアシンフラッシュが起きない場合

ナイアシン内服5か月目になる肉食医師です。結構長期間飲んでいますが、ナイアシンフラッシュがいまだに起きるとき・起きないときがあります。ナイアシンフラッシュが起きるか起きないか、どれだけ続くかは個人差が大きいようです。フラッシュしやすい状況・しにくい状況などについてまとめました。

ビタミンは個人差がおおきい?

ナイアシンはビタミンB3の事です。ナイアシン=ビタミンB3は水溶性ビタミン。ビタミンの必要量は個人差がとても大きいと言われています。専門家によっては、水溶性ビタミンの個人差は100倍とも。

ナイアシンの必要量も個人差があります。エイブラム・ホッファーは成人の開始容量は1000㎎x3回食後(=3g/day)と述べています。効果が出ない場合は増量。

ナイアシン60gの内服をしていた人も数名いた、とのこと!驚きの量ですね。

60gは500㎎のカプセルを120カプセルです!飲むのがたいへん…。

当然、ナイアシンフラッシュにも個人差があります。起きやすい人・起きない人がいるのは当然です。

一般的にナイアシンフラッシュは50㎎以下では起きないと言われています。がこれも絶対ではないでしょう。

ちなみに私は初めてナイアシンを飲んだ時に300㎎で典型的なフラッシュ症状が出ました。

夫は300mgではフラッシュが起きないようでしたが、500㎎では起きました。

妹は200㎎でフラッシュしていました。

人それぞれですね。

ナイアシンフラッシュが起きない?

ナイアシンフラッシュを経験したいとか、爽快だとか、フラッシュ好きが一部いるようですね。

私自身、どちらかというと不快なので起きないほうがいいと考えています。いまだに起きるときと起きないときがありますが…。ただしフラッシュすると「効いている!」という感じはありますね。

「Orthomolecular Medicine For Everyone」というアメリカのオーソモレキュラーの本を参考にフラッシュが起きない・起きにくい状況についてまとめてみました。

個人差がある

前述のようにビタミンの効果には個人差が大きく、フラッシュの起きる量・起きない量にも個人差があります。50㎎以下では起きないと言われていますが、これも個人差があります。

ビタミンCのサプリメントを一緒に飲むとフラッシュが起きない・起きにくい?

フラッシュが起きない・起きにくい人は、ビタミンCのサプリメントを一緒に飲んでいませんか?ビタミンCにはヒスタミンを打ち消す作用があります。ナイアシンフラッシュはヒスタミンが肥満細胞から放出されることで起こると言われていますが、ビタミンCを合わせて飲んでいると放出されたヒスタミンが打ち消されてしまい、フラッシュが起きない・起きにくい可能性があります。

おそらく、ナイアシンを飲もう!という人はサプリメントやメガビタミンに詳しいと思われるので、ビタミンCサプリを飲んでいることが多いのでは、と推測します。

私もビタミンCは毎日3g以上飲んでいます。私の場合はそれでもナイアシンフラッシュはいまだに起きますね。

アスピリンを内服している人はフラッシュが起きない・起きにくい?

アスピリンはとても一般的な薬剤の一つです。解熱鎮痛剤としての効果、血液サラサラ効果などが期待できるお薬ですね。ナイアシンフラッシュにはヒスタミンだけではなくプロスタグランジンも関与していると言われています。そのためプロスタグランジン阻害作用のあるアスピリンはフラッシュ症状を和らげる作用があります。

つまりアスピリンを内服中だとフラッシュ症状が起きない・起きにくい可能性があります。

食後の服用でフラッシュが起きない・起きにくくなる

食後にナイアシンを服用すると、ナイアシンの吸収がゆっくりになるのでフラッシュが起きない・起きにくくなります。

抗ヒスタミン薬を飲んでいるとフラッシュが起きない・起きにくい

抗ヒスタミン薬とはアレグラやアレロックなどの花粉症やアトピーなどで飲むアレルギーのお薬ですね。これも一般的なお薬で内服している人も多いでしょう。

前述のようにナイアシンフラッシュはヒスタミンが作用して起きるものなので、ヒスタミンの作用を阻害する抗ヒスタミン薬の服用でフラッシュ症状は起きないもしくは起きにくくなります。

長期間ナイアシンを飲んでいる

ナイアシンフラッシュの症状が最も激しいのは大抵ナイアシンを初めて内服するときだとホッファーは述べています。ナイアシンの服用を継続しているとヒスタミンが枯渇してフラッシュが起きないもしくは起きにくくなります。フラッシュが起きなくなったらナイアシンの増量のタイミングです。

ナイアシンアミドは99%の人にフラッシュは起きない

同じビタミンB3でもナイアシンアミドはほとんどフラッシュが起きません。100人中99人には起きないそうです。ナイアシンのサプリを買うときに、間違ってナイアシンアミドを買っていた、ということは起こり得ると思います。

ナイアシンは基本個人輸入になると思うので、よく確認して購入したいものです。

ナイアシンエスターはフラッシュフリー

フラッシュフリーなどと表記されているナイアシンはナイアシンエスターが考えられます。エスターはナイアシンの放出がゆっくりでフラッシュは起きないとされています。起きない場合はエスターを飲んでいた、なんてことがあるかもしれません。

ナイアシンフラッシュが起きやすい状況

初めてナイアシンを飲むとき

初めてのフラッシュ症状が最も強く出るといいます。健常者が初めてナイアシンを飲む場合は50~100㎎がおすすめです。あまりに容量が多いと症状が激しく出る場合があるので注意が必要です。症状はひどいときには数日続くこともあるようです。仕事をしている方などは支障をきたしてしまうのではないでしょうか。

もちろん50㎎程度のナイアシンでは全くフラッシュが起きない人もいます。

まずは少量から、自分がどの程度の症状が出るのか把握したうえで、ナイアシンの服用を継続することをおすすめします。

お湯でナイアシンを溶いて空腹時に飲む

空腹時にお湯に溶いて飲むと、吸収が早くなりフラッシュしやすくなります。私の体感としても空腹時にナイアシンを飲むと症状が強くなるなーと感じます。

ナイアシンフラッシュが酷いときの対処方法は?

症状は個人差がありますが、数日間全身の赤み・痒みなどの症状が持続する人もいるようです。その場合、少しでも症状を軽減できるのでしょうか。

アスピリンを飲む

上述の「アスピリンを内服している人はフラッシュが起きない・起きにくい?」で書いたように、アスピリンはプロスタグランジン阻害作用があり、症状を和らげる効果があります。

抗ヒスタミン薬

上述のように、抗ヒスタミン薬はヒスタミンの阻害作用があります。ナイアシンフラッシュはヒスタミンによる症状なので抗ヒスタミン薬で症状を和らげることができます。

ビタミンC

前述のようにビタミンCはヒスタミンを打ち消す作用があります。ナイアシンにより放出されたヒスタミンを打ち消すことによって症状を和らげてくれる可能性があります。

 

あまりに症状が酷いならアスピリン、抗ヒスタミン薬、ビタミンCをすべて内服するのもありでしょう。

まとめ

ナイアシンフラッシュ 起きない

・アスピリン・抗ヒスタミン薬・ビタミンCを飲んでいるとフラッシュが起きない・起きにくい

・症状には個人差あり

・長期間ナイアシンを飲んでいるとフラッシュ症状は起きない

・ナイアシンアミド・エスターは症状が起きない・起きにくい

・症状が酷いときはアスピリン・抗ヒスタミン薬・ビタミンCの内服が症状を和らげてくれる

ABOUTこの記事をかいた人

アラサー女医。 勤務医をしながら子育てをしている。 夫・子供と3人暮らし。 妊娠糖尿病を機に断糖肉食を自ら実践中。 診療にも栄養療法を取り入れている。 チャレンジ精神旺盛で常に何かに挑戦している。 趣味は読書・投資・旅行。子供の教育を兼ねて数年後の海外移住を計画中♪