ナイアシンフラッシュは花粉症にも効果あり?

毎日ナイアシンを大量摂取している肉食医師です!ナイアシンフラッシュは様々なアレルギーと関係しているヒスタミン放出作用があり、アレルギーには効果的とされています。では花粉症の症状に対して効果はあるのでしょうか?花粉症がお薬に頼ることなく良くなったら嬉しいですよね。花粉症とナイアシンフラッシュについて検証してみました。

そもそもナイアシンフラッシュってなに?

私はナイアシンを大量摂取しています。ナイアシンを飲み始めて4か月ほどになりました!

始めは300㎎程度からナイアシンを飲み始め(→初めてナイアシンフラッシュが起きた時の経過)、今は1日合計2000㎎~3000㎎内服中です。最初ほどではないにしても、今もナイアシン内服後にはフラッシュが起きることが結構あります。

今起きるフラッシュの症状は、紅潮はあまり目立たず皮膚が顔を中心にピリピリとしてうずうず痒い感じがする程度です。もう少しナイアシンの服用量を減らし、もっとゆっくり増量したほうがいいのかもしれません。

ナイアシンフラッシュとは?

ナイアシンを内服した後に起こる皮膚の紅潮や熱感・掻痒感などの症状を指します。

ナイアシンフラッシュはナイアシンによって肥満細胞からヒスタミンが放出されることによる症状と考えられています。(ナイアシンフラッシュの症状はヒスタミンを注射した時の身体反応に大変似ているそうです。)

ヒスタミンの半減期が90分程度とのことなので、ナイアシンフラッシュの持続時間も90分程度です。

ナイアシン50㎎程度からナイアシンフラッシュが起きるとされています。個人差が大きいです。

初めてナイアシンを飲む時が最もフラッシュ症状が強く出て、飲み続けることで症状は落ち着いてきます。

ヒスタミンとアレルギー

ヒスタミンは様々なアレルギーに関与している物質です。肥満細胞などからヒスタミンが過剰に放出されることで血圧が下がる・蕁麻疹ができる・鼻水が出る等アレルギー症状がでます。

つまり過剰なヒスタミンが悪さをしているので、ヒスタミンが減ればアレルギーは原理的には良くなりますよね。

つまりナイアシンフラッシュにより肥満細胞からヒスタミンが放出され、肥満細胞の中にプールされているヒスタミンが減少すれば、アレルギーは改善するはず。

ナイアシンの権威であるエイブラム・ホッファーの著書「Orthomolecular Medicine for Everyone」でも「Allergy(アレルギー)」のページにはまず「Niacin(ナイアシン)」が有効とありますね。

花粉症のメカニズム

花粉症にもやはりヒスタミンがかかわっています。

花粉症は花粉に対してアレルギーを起こしている状態。花粉症の人は、花粉が体内に入ると「異物」として体が認識し、抗体が作られます。肥満細胞に抗体が結合すると「ヒスタミン」が放出され、くしゃみ・かゆみ・鼻水などの花粉症の症状を引き起こします。

ちなみに花粉症のお薬「抗ヒスタミン薬」は放出されたヒスタミンがレセプターにくっついて作用するのを阻止する役割があります。抗ヒスタミン薬は眠気などの副作用が多いですね。アレロックとかアレグラなんかがそうです。

ナイアシンフラッシュは花粉症に効果が期待できる

このように花粉症もヒスタミンが関与するアレルギーですので、ナイアシンフラッシュの効果が期待できるでしょう!

ナイアシンフラッシュの「ヒスタミン放出」の原理を考えれば、ヒスタミンが関与するすべてのアレルギーに効果的ということになります。花粉症も良くなるはずですね。

ナイアシンフラッシュのあとは肥満細胞内のヒスタミン量が減っているので、花粉=異物が体内にやってきても、肥満細胞から放出されるヒスタミン減っており、アレルギー症状は軽減されます。

私も花粉症もちでした

私に関しては、もともと花粉症もちでしたが、実はここ2年ほど花粉症の症状が出ていません。

ナイアシンフラッシュのおかげ!と言いたいところですが、私の場合は糖質制限(MEC食)を始めてからすっかり花粉症が良くなってしまいました。なのでナイアシンを飲む前から花粉症症状が落ち着いていたんですよね。

産後に続いた慢性蕁麻疹を改善するためにナイアシンを飲み始めたのですが、慢性蕁麻疹は今は出なくなったので、私には効果があったようです。

蕁麻疹も当然ヒスタミン関連のアレルギー症状なので、同様に花粉症にもやはり効果が期待できるでしょう。

花粉症を撃退するためのナイアシンの内服量は?

エイブラム・ホッファーの著書「Orthomolecular Medicine for Everyone」によると「成人の通常量は毎食後に1000㎎を1日3回内服。治療効果が乏しければ増量」(←私の訳文ですのでご了承ください)とあります。

つまりナイアシンは成人の1日量3000㎎=3gが目安となるでしょう。

ただし、いきなり3000㎎飲むのは大変危険ですので注意が必要です。激しいナイアシンフラッシュの症状が出ることがあります。数日フラッシュ症状が続く人もいるようなので、少量からの開始が望まれます。

始めて飲む時はナイアシン50㎎~100㎎が妥当かと思います。この量からナイアシンフラッシュが起きるので。

まあ、私は300㎎から飲んでしまいましたが…。

ナイアシンフラッシュが起きなくなってから徐々にナイアシンを増量すべきです。

吐き気や嘔吐などが出てくるようならばナイアシンの量が多すぎるので減量が必要です。

ちなみに厚生労働省によるとナイアシンの上限に関して「ニコチン酸の耐容上限量を 1. 25 mg/kg 体重」としています。成人50㎏だとすると、62.5㎎です。

というわけでナイアシン3000㎎の内服はかなりメガドーズです。よく考えて内服するか判断しましょう。当然自己責任ということになります。

花粉症にはナイアシンとビタミンCを合わせて飲むとさらに効果的!

私はビタミンCも3000㎎以上と大量に内服しています。

ビタミンCの効用は幅広すぎ!なのです。飲まない意味が見つかりません。

ビタミンCは花粉症をはじめとするアレルギーにも効果が期待できるんですよ!

ビタミンCの花粉症に対する作用

ナイアシンフラッシュでヒスタミンが肥満細胞から放出されることは上述した通りです。

一方、ビタミンCはヒスタミンそのものを打ち消してくれる作用があるんです。ビタミンCって本当にすごい!

つまり、ナイアシンとビタミンCはどちらもアレルギーにおいて悪さをしているヒスタミンレベルを低下させることができるのです。しかもビタミンCはとても安価に購入できます。

ナイアシンとビタミンCを合わせて飲んで、花粉症を撃退したいですね!

ナイアシンフラッシュにもビタミンC?

ナイアシンフラッシュの症状もビタミンCにより軽減できる可能性があります。

ナイアシンフラッシュを少しでも抑えたい、とか、フラッシュがかなり強く出てしまった場合などビタミンCの服用を試すのもありかもしれませんね。

ナイアシンフラッシュの症状はヒスタミンによる症状なので、ヒスタミンを打ち消す作用のあるビタミンCを合わせて飲めば症状を軽減できるはず。

ただし私自身はナイアシン開始より前からビタミンCを飲んでいるので、ビタミンCがどれだけ私のフラッシュを軽減しているかは不明です。

まとめ

ナイアシンフラッシュ 花粉症

・ナイアシンフラッシュは花粉症にも効果が期待できます。

・ナイアシンの内服の目安は3000㎎。内服開始は50㎎-100㎎からがおすすめです。

(厚生労働省の上限をはるかに超えている点に留意)

・花粉症にはナイアシン+ビタミンCもおすすめです。

・ビタミンCでナイアシンフラッシュの症状が軽減できるかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

アラサー女医。 勤務医をしながら子育てをしている。 夫・子供と3人暮らし。 妊娠糖尿病を機に断糖肉食を自ら実践中。 診療にも栄養療法を取り入れている。 チャレンジ精神旺盛で常に何かに挑戦している。 趣味は読書・投資・旅行。子供の教育を兼ねて数年後の海外移住を計画中♪