大人ニキビに効く薬は?ニキビケア・治し方!

私自身、大人ニキビに悩まされニキビケアのため様々な薬(処方薬・市販薬)を試してきました。大人のニキビ治療薬について、私が実際に使用した感想も含めて解説します!ニキビの根本的な治し方で最重要は食べ物の見直しを含めたインナーケア。薬は補助的に使うのがおすすめです。食べ物や栄養による私が実践する内側から大人ニキビの治し方もお伝えします。

皮膚科・美容皮膚科・漢方医などニキビケアのために様々な医療機関に通院した

 

私は思春期の時からニキビに悩まされ、年齢を重ねてもニキビが改善することなく大人ニキビに移行してしまいました。薬も散々使ってきました。今は正しいニキビケアの方法を身に着け、「肌がきれい」と言われることも!

20年近くニキビに悩まされていたため、あらゆる医療機関を受診し保険の治療から保険外の治療を一通り受けてきました。重症ニキビの治療薬であるアキュテインも内服したことがあります。

私の今まで受けた治療経験も踏まえて大人のニキビ治療のについてまとめます。

 

私の基本スタンスとして、大人ニキビの治し方で最も重要なのは薬ではなく食べ物や栄養で内側から治すことだと考えています。

薬の効果は一時的でその場しのぎの事が多く、なおかつ副作用もあることから長期間の使用は現実的ではありません。内側からのニキビケアの補助として一時的に薬の力を借りる事が賢い大人ニキビの治し方です。

 

 

皮膚科で処方される主なニキビケアの薬

薬での大人ニキビの治し方・ニキビケア

 

日本のニキビ治療は米国に比べてとても遅れています。

2008年にディフェリンゲルが、2015年にベピオゲルが保険適応となり、だいぶ日本のニキビ治療事情も改善されました。それまでは抗生剤やビタミン剤などが保険治療で処方されており、保険治療だとニキビが全然よくならない!ことが多かったのではないでしょうか。私自身そうでしたので…。

 

飲み薬

①抗生剤の薬(ミノマイシンなど)

飲み薬による大人ニキビのケア・治し方

ニキビの原因となるアクネ菌等をやっつける作用があります。抗生剤は飲んだ時は効くこともありますが、内服終了すると再発するためその場しのぎの治療です。しかも腸内の常在菌をも殺し腸内細菌叢を乱し、下痢などを引き起こすことも多々あります。腸内細菌叢の乱れは肌荒れにつながるので、一時的にはニキビが良くなっても長期的な視点からはいかがなものでしょうか。抗生剤の服用を重ねることで薬が効かない「耐性菌」の問題もあります。

 

 

②ビタミン剤(シナールなど)

飲み薬による大人ニキビのケア・治し方

ビタミンB2、B6、ビタミンCなどが処方されることが多いです。これらビタミンは肌の代謝にかかわっており大人ニキビに効果があるとされています。飲まないよりは飲んだほうが良いです。副作用がないので。

ただし、ビタミン処方だけでは治しにくいでしょう。保険で処方できるビタミンの量は少なくて効果はなかなか感じにくいです。私は処方薬ではなく、輸入サプリメントで摂取しています。

 

塗る薬

①ディフェリンゲル(ニキビの薬)

塗り薬による大人ニキビのケア・治し方

主成分が「アバタレン」、ビタミンA誘導体で唯一保険適応の薬です。「大人ニキビ」のニキビケアにも効果があります。皮脂を抑える作用、ピーリング作用がありニキビを治します。

副作用は高頻度で現れます。

皮膚の赤み、ヒリヒリ感、乾燥など。

副作用はしばらく使い続けることで落ち着いてくることが多いようですが、私はあまりにも赤みやヒリヒリがひどく、継続を断念しました。大人ニキビの改善も見られないままでした。

敏感肌の人、乾燥肌の人は特に使用注意でしょう。

 

②ベピオゲル(ニキビの薬)

塗り薬による大人ニキビのケア・治し方

主成分は過酸化ベンゾイル。海外では過酸化ベンゾイルはニキビケアでメジャーな存在で、アメリカだと薬局なんかでも手に入る薬です。日本でようやく2015年に認可され保険適応になりました。

私自身、以前に過酸化ベンゾイルは自己輸入して試したことがあります。実はアメリカのプロアクティブには過酸化ベンゾイルが含まれていますが日本のプロアクティブには含まれていません。

 

過酸化ベンゾイルには殺菌作用とピーリング作用でニキビを治します。

殺菌作用がありますが抗生剤のお薬のような耐性菌はできにくいため長期間使いやすい薬です。

ピーリング作用により毛穴が詰まりにくくなります。

 

副作用としては「表皮剥脱」「刺激感」「皮膚の赤み」「乾燥」等。臨床試験では4割に何らかの副作用があったとのこと。

 

私自身の体験だと大人ニキビのケアに効果はありませんでした。3か月ほど使ったのですが…。

効果がある人もいるので、試してみる価値はあると思います。

個人的な意見としてはピーリング作用があるため長期間の連用で肌が過敏になることが懸念されます。

 

③ダラシンゲル(抗生剤の薬)

塗り薬による大人ニキビのケア・治し方。

大人ニキビにもよく処方されるダラシンゲル。抗生物質の塗り薬です。大人ニキビの原因菌だけでなく肌の常在菌までやっつけてしまいます。私も数回使用しましたがなんの効果も感じられませんでした。塗り続けることで抗生剤が効かなくなる「耐性菌」ができるのが問題。

 

保険外の薬

①アキュテイン(飲み薬)

保険外の薬による大人ニキビのケア・治し方

重症ニキビに使われる薬で日本では保険外です。切り札的存在。様々な恐ろしい副作用がありますが、最も懸念すべきは催奇形性でしょう。内服中・中断後1年は妊娠NG。大人ニキビは出産適齢期の女性にできるため、内服には注意が必要。

この副作用のため、美容皮膚科のドクターでも「アキュテインを飲むなんていけない!」という意見の人もいました。私はこれを聞いたときに、すごくがっかりしました。重症ニキビに悩まされている人は出産とか結婚とかそれ以前の問題で「死にたい」「結婚なんてできない」って思っている人も多いです。その人たちがアキュテインで救われるなら、それはそれで一つの選択肢だと思うのです。

美容皮膚科のドクターはそもそもニキビで悩まされている人は少ないから、重症ニキビの人の気持ちまで理解できないのかもしれません。某ニキビ専門の美容皮膚科の先生によると、この薬を一定期間内服することで「ニキビができにくい肌質」に変化するそうです。

ほとんどの薬は大人ニキビに一時的な効果しかありませんが、アキュテインだけは違うということ。その不可逆的変化が画期的であり恐ろしいところ。私は3か月しか飲みませんでした(主治医の方針)。その後再発。

 

その他

ヨクイニン(漢方のお薬)

漢方薬による大人ニキビのケア・治し方

ハトムギが原料の漢方薬です。市販でも売っています。ヨクイニンは「いぼ」に効くというイメージがあるかもしれませんが、大人ニキビのケアにも効果的とされています。肌のターンオーバーを正常化し、炎症を鎮める作用があるからです。私が漢方医を受診した時は、大人ニキビに対しヨクイニンが処方されました。効果は多少あったかな?という程度でした。

副作用も少ないし、市販薬もあるので試してみる価値はあると思います。漢方の好きなところは「体質を全体的に改善していく」ところ。ヨクイニンが効く人は長期的に飲み続けることもできます。

漢方医の先生からヨクイニンが効いてニキビが改善した症例写真を見せていただいたことがあります。顔中のニキビが2か月ほどでかなり落ち着いており、効く人には効くのだな、と。

 

市販のニキビケアの薬

市販薬で大人ニキビのケア・治し方!

市販薬が効くならそれでしのぎたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

市販薬は効き目がマイルドなものが多いですが、必ずしも安全とは限りません。

 

オロナイン(塗り薬)

オロナインによる大人ニキビのケア・治し方

殺菌作用と保湿力がある。効果はマイルド。大人ニキビは乾燥によりできることもあるので、どちらかというと保湿剤のイメージで使うといいのかもしれない。

 

テラ・コートリル(塗り薬)

テラ・コートリルによる大人ニキビのケア・治し方

抗菌薬とステロイドが含まれているお薬です。抗菌薬でアクネ菌を退治し、ステロイドで炎症を抑えようというもの。

ステロイドも抗菌薬も長期使用はNGです。ニキビに対して部分的かつ一時的に使用するのがよさそうです。

私は、ステロイドは基本的に使いません。即効性はあるかもしれませんが、後々の副作用が怖いので。

 

チョコラBB(飲み薬)

飲み薬による大人ニキビのケア・治し方

ビタミンBが含まれるニキビ・肌荒れの薬。薬というか成分的にはサプリメントというほうが正しいかもしれないです。ビタミンB群は肌の代謝に相補的に働きます。

ビタミンB群の量もそこそこ入っており、大人のニキビケアとしては摂るに越したことはないです。

水溶性ビタミンなので副作用も特にありません。

 

薬の長期服用・使用は危険?

薬により大人ニキビを治すのは一時しのぎで薬を辞めると結局再発してしまいます。(アキュテイン以外)大人ニキビに対し薬を長期的に使うべきではないと思います。抗生剤やステロイドはもちろんですが、ディフェリンゲルなども長期につかってしまうと、将来的に肌が敏感になってしまう可能性があります。

私は薬は短期間の使用にとどめて根本的な体質改善がいいと思います。

私が食べ物や栄養による内側からのケアで大人ニキビを改善した方法をお伝えします!

 

食べ物を見直して内側からニキビケア!

栄養・食べ物による内側からのケアで大人ニキビの治し方

大人ニキビの治し方・ケアで一番大切なこと、それは食べ物・栄養です!

身体は食べ物でできています。当然肌も食べ物でできています。適切に栄養を摂ることができれば肌がきれいになり、原理的に大人ニキビが良くなります。

急がば回れで内側からケアをすれば、健康な肌が育ち大人ニキビが治るだけでなく美肌にもなりますよ。

 

大人ニキビの治し方!おすすめの食べ物

 

簡単に言うと

糖質制限+高たんぱく質・高脂質

な食事がおすすめです。

糖質制限は炎症性皮膚疾患にとても効果的。高たんぱく質・高脂質は肌を作ります。(トランス脂肪酸は避けるべき)

ご飯や甘いものを控えて肉・卵・チーズなどの高たんぱく質・高脂質な食べ物を積極的に食べましょう。

MEC食がわかりやすくておすすめです。

女性はダイエットのため「野菜中心」「肉は控えめ」の人が多く、正直深刻な「栄養失調」です。

高脂質・高たんぱく質で栄養を改善すると驚くほど大人ニキビが良くなります。(個人差はあります)3か月くらいで効果が出てくる人が多いようです。その間は薬の併用をしてもいいと思います。

さらなる美肌を目指した栄養

「糖質制限+高たんぱく質・高脂質」がまずは前提ですが、ビタミンC・ビタミンB群・ビタミンA・ビタミンEは美肌のために積極的な摂取がおすすめ。と言っても食事からは十分量を毎日摂ることは現実的に困難。私はサプリメントを利用しています。サプリを飲むようになって肌のすべすべ感・透明感が変わってきました!

まとめ

大人ニキビの治し方・ニキビケア 薬 食べ物

食べ物(糖質制限+高たんぱく質・高脂質)による内側からの改善が大切です。薬は副作用もあるため長期で使うより、一時的に使うことがおすすめです。ヨクイニンなどの漢方薬は長期服薬しやすいです。さらなる美肌を目指すならサプリメントも上手に利用すると効果的。

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ABOUTこの記事をかいた人

アラサー女医。 勤務医をしながら子育てをしている。 夫・子供と3人暮らし。 妊娠糖尿病を機に断糖肉食を自ら実践中。 診療にも栄養療法を取り入れている。 チャレンジ精神旺盛で常に何かに挑戦している。 趣味は読書・投資・旅行。子供の教育を兼ねて数年後の海外移住を計画中♪