糖質制限すると、むくみが改善するのはなぜ?

糖質制限を始めると「浮腫みが良くなった!」と実感する人は多いようです。
糖質制限を始めるといきなり2㎏減った、など体重がすとんと落ちることはしばしばあるようです。

私自身も糖質制限を初めてすぐに体重が2㎏落ちました。余計な水分が外に出ていったおかげです。

一緒に糖質制限している夫も明らかに浮腫みが取れてすっきりとしました。

半年前の写真を見てみると、浮腫んでいたんだなーと実感できます。

当時はそのような意識はなかったものの、今がとてもすっきりしているのがわかります。

なので、「別に浮腫んでないよ」と思う人も、実は糖質制限をしてみると浮腫みがすっきりして、実は浮腫んでいたんだとわかるかもしれません。

現代人は普通の食生活をしていれば確実に糖質過多ですので、ほとんどの人が実は浮腫んでいる、といっても過言ではないのでしょうか。

ではなぜ糖質制限をすると浮腫みが取れるのでしょうか。考察してみました。

まず血糖値が高いことで起こる体の反応です。

① 血糖値が高いと体内に水分を引き込んでしまう。
これは浸透圧によるものです。血糖値が高いと「糖分を薄めよう」という作用から体内に余分に水分が貯留してしまいます。

② 血糖値が高いと浮腫みの原因であるナトリウム濃度が上がる
血糖値が高いとインスリンという血糖値を下げるホルモンが追加分泌されます。
すると高インスリン血症という血液中のインスリンの濃度が高い状態が続きます。
インスリンは腎臓においてナトリウムを再吸収する作用があります。

ナトリウムとはいわゆる「塩」です。
塩分をとりすぎると浮腫みますよね。
ナトリウムの濃度が高くなるとやはり余分な水分を引き込んでしまい浮腫むということになります。

図にしてみると

高血糖→高インスリン血症→高ナトリウム血症→水分貯留

水分貯留

⇒浮腫む!

一時的に浮腫むだけならばよいのですが、慢性的に血糖値が高い状態が続くと(=糖尿病ですね)このような浮腫みが持続することになり、血管内に水分が過剰に貯留することで心臓にも負荷がかかり高血圧になってしまいます。

だから糖尿病になると高血圧になりやすくなります。

血糖値が速やかに改善される糖質制限により、高血糖状態がなくなり上記の浮腫みの原因が解消されて、余計な水分が体から出て行ってくれるため浮腫みが改善されると思われます。

血圧が改善される人も多いです。

というわけで浮腫みが気になるなーという方は糖質制限にチャレンジしてみるといいかもしれません。

注)もちろん浮腫みの原因は糖質だけではありません。なかなか改善されない場合は腎臓や心臓の病気を含めほかの病気が隠れていることもあります。



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